過敏性腸症候群を漢方で考える

過敏性腸症候群という病気を漢方の考え方から解説していきます。

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過敏性腸症候群の場合は西洋医学的には3つか4つ程度までの分類しかされません。下痢型の過敏性腸症候群、便秘型、交互型、ガス型です。しかし、漢方のタイプでは、6つ程度まで分けられます。もちろん、たくさんのタイプに分かれるからすごいというわけではありません。もちろん、その人の状態からきちんとその人にあった漢方薬を処方する必要がありますので、きちんと処方側が見極める眼が必要となってきます。

では、漢方ではどのように分けるかというと、たとえば、過敏性腸症候群の方のなかには、大腸以外にも喉に違和感を感じ、閉塞感を感じられる方も多いと思います。これは漢方では梅核気とよばれています。これは精神的なストレスが原因で現れる症状として、2000年も前から研究されています。そして、過敏性腸症候群の場合は便秘でも下痢でも便の状態を深く調べます。便が細いか、コロコロしているか、ベトベトしているか、硬いか、などが聞かれると思います。

そして、そこにあった漢方薬が処方されていきます。そのほかにも自律神経失調症で悩まれている方ならほかにも症状が現れており、ほかの部分でもたくさんきかれることもあります。そして、総合的な状態を聞きだします。過敏性腸症候群以外にも食欲がないという症状、疲労倦怠感が感じられるなどの場合は腸だけでなく、胃などの消化器系のエネルギーが全体的に不調になり、アンバランスが生じていると考えます。つまり、わかりやすく言えば、ある程度は体系化されていますが、それを一人ひとりの症状にあわせ、オーダーメイドしているものなのです。

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